自治体向けのDX支援事業を展開するプレイネクストラボは2022年2月8日、同社の「スマート公共ラボwith LINE SMART CITY GovTechプログラム」が北海道千歳市に採用され、同市のLINE公式アカウントがリニューアルされたと発表した。
メニュー画面が使いやすく、チャットボット機能も
リニューアルされたLINE公式アカウントでは、メニュー画面を刷新し、画面の「バス案内」(2022年4月公開予定)や「防災情報」「くらしの情報」といった表示から、簡単に必要な情報にアクセスできるようにした。また、セグメント配信機能があり、あらかじめ必要な情報を選択しておくと、必要な情報だけを受信できるようになる。
ゴミ分別の方法をチャットボットで確認できる機能もあり、「ペットボトル」「自転車」などと廃棄したい品名を入力すれば、約700品目の分別方法を教えてもらえる。
実情や住民ニーズに合わせてカスタマイズ
スマート公共ラボwith LINE SMART CITY GovTechプログラムは、LINE Fukuokaが公開したオープンソースソフトウェア「LINE SMART CITY GovTechプログラム」を活用した行政サービスDXのためのシステム。同社では2020年10月から同プログラムを活用した自治体支援の事業を展開している。
プログラムには、チャットボットやセグメント配信のほか、道路や公園の損傷を住民が通報できる損傷報告、窓口サービスや施設利用の予約、住民アンケートなどの機能があり、自治体の実情や住民ニーズに合わせてカスタマイズできる。