各種手続きをオンラインで完了 伊勢市がスマート申請サービスを開始

三重県伊勢市は2022年2月1日、住民票の写しの交付や所得証明、後援名義の使用など申請手続きをオンラインで可能にする「伊勢市スマート申請」を始めると発表した。

同市は「伊勢市デジタル行政推進ビジョン」を策定し、行政のデジタル化を進めている。

証明書交付申請や登録などの手続きがスマホから

伊勢市スマート申請では、12の行政手続きがオンラインで可能になる。

対象となるのは、所得証明や住民票の写し、身分証明書、独身証明書などの交付申請のほか、市への後援名義申請、飼い犬の登録事項変更、空き家バンク利用登録などの届け出や申し込みの手続き。このうち、所得証明の申請や戸籍証明など7つの手続きは三重県内で初のオンライン化となる。

スマート申請の利用にはマイナンバーカードと、マイナンバーカードを読み取るための専用アプリ「Graffer Identity」をインストールしたスマートフォンが必要となるほか、手数料の支払いにはクレジットカードが必要となる。

専用サイトから24時間365日対応

利用する際は、伊勢市スマート申請サイトから、各手続きのサイトにアクセスして、申請フォームに必要な情報を入力。マイナンバーカードをスマートフォンの専用アプリで読み取り、パスワードを打ち込むと申請ができる。その後はそのまま、クレジットカードによる支払いの画面へと進み、必要事項を入力すると手続きが完了。証明書などは後日、郵送で自宅まで届く。

手続きは24時間365日、いつでも、どこからでも申請や手続きが可能。市は今後も対象となる手続きを拡大していく予定にしている。

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プレスリリース

伊勢市スマート申請サイト