音声コミュニケーションによる鉄道現場のDXに向けBONXと連携 JR東日本スタートアップ

JR東日本の子会社でベンチャーへの出資や協業を推進するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)のJR東日本スタートアップは2021年9月6日、イヤホン型の音声コミュニケーションツール「BONX(ボンクス)」を開発・提供しているBONXの新規プロジェクトに参画したと発表した。JR東日本スタートアップのプロジェクト参画によって、両社は連携して音声コミュニケーションを活用した鉄道メンテナンス現場のDXを進めていく。

BONXは「シリーズD」と名付けた今回のプロジェクトで、さまざまな音声技術に対応できる音声コミュニケーションプラットフォームの開発を行うほか、ツールのさらなる機能強化を目指す。BONXは同日、シリーズD推進のため、JR東日本スタートアップなどから約7億円の資金を調達したと発表した。

イヤホン型の音声コミュニケーションツール「BONX」

BONXの特徴

BONXは専用のマイク付きイヤホンと専用スマホアプリを組みあ合わせて使用する音声コミュニケーションツール。スマホアプリにトークルームを設けると、登録したメンバー間でイヤホンを通じて会話ができる。

イヤホンを押すだけで操作できるので、トランシーバーや電話などと違って何も持たずに、他の作業をしながら複数のメンバーと通話ができる。

鉄道現場での活用

JR東日本スタートアップとBONXは、鉄道のメンテナンス現場で音声コミュニケーションツールを使って業務の効率化、安全性の向上を図る実証実験を進めてきた。その結果、ハンズフリーでコミュニケーションを取りながら作業することで、作業員の負担が軽減されることを確認した。

今後は、メンテナンスをはじめとする鉄道現場での活用のほか、JR東日本グループが展開するホテルや商業施設、病院への導入を検討していく。

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プレスリリース

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