製薬業界向けDX支援サービスを提供開始 博報堂メディカルがアドビと協業で

博報堂の100%出資子会社、博報堂メディカルは2021年9月3日、医療用医薬品プロモーションにおけるDXをサポートする専門部隊「Medical DXチーム」を発足させ、アドビと協業で支援サービスの提供を始めたと発表した。

博報堂メディカルは、医療医薬品を専門に扱う広告会社。Medical DXチームはデジタルコンテンツ制作の知識や経験を持つ同社のスタッフで構成する。

製薬業界の医療用医薬品プロモーションをめぐっては、デジタル技術の進化と医療環境の変化に加え、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大によって、迅速で効果的な情報提供が求められている。同時に業務効率化を図る必要もあることから、各社ではマーケティングオートメーション(MA)の導入などDX に向けた取り組みが活発になっている。

Medical DX チームの特徴

全世界で5000社以上の企業などが導入しているMAツール「Adobe Marketo Engage」を持つアドビと協業することで、システムコンサルティングからコンテンツ制作、システム構築やツールの配備までを一体的に進められる。

これによって、製薬会社はDX推進のためのプロジェクトの立ち上げから、医療従事者向けコンテンツの戦略立案と制作、自社サイトへの掲載、Adobe Analyticsによる分析までを約半年というスピードで実行できる。

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