東京都が「DX推進実証実験プロジェクト」で、スタートアップ5社を採択

DXの普及に向け、2020年度から「DX推進実証実験プロジェクト」を行っている東京都は2021年7月14日、「社会変革DX領域第2期」の採択企業5社を発表した。

このプロジェクトは、DX推進に活用できる革新的な製品やサービスを開発したスタートアップを効果的にサポートし、DXの普及を後押しするのが目的で、各企業は8月から約半年間、実証実験を行う。

東京都は実証実験に必要な費用を負担するほか、実証実験に協力する企業や団体とのマッチングなどの支援を行い、事業化に向けて企業をサポートする。

採択された企業と実証実験を行う製品・サービス

Cellid

AR技術とデジタルツインを活用し、「現場とオフィス」をつなぐ直感的なコミュニケーションを実現する遠隔支援システム「Cellid AR Tag」

タスカジ

IoT機器とECサイトを結び、「名もなき家事」の代表格である日用品の購入や在庫管理を最適化、自動化する「イエナカ自動購入アプリ」

テラスサイド

オンラインとVR技術を駆使して、新たなライブ・エンタメの機会提供と収益向上を目指す新しい演劇方式「VR演劇」×「2wayViewer」

トリプル・ダブリュー・ジャパン

介護施設における排泄ケア記録やおむつの発注など、排泄に関連する業務全体を効率化する排泄予測デバイス「DFree Professional」

プラスマン

肺がんのCT検診において読影をサポートし、医師の負担を軽減するとともに、患部の見落としの減少を図るAI医療機器「Plus.Lung.Nodule」

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