千葉県浦安市がWeb完結型電子契約を導入 弁護士ドットコムのクラウドサイン

弁護士ドットコムは2022年3月15日、千葉県浦安市が同社のWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を4月1日から業務に導入すると発表した。

クラウドサインは、電子署名を使い、契約をパソコンだけで完結できるサービス。契約事務の負担軽減や、新型コロナウイルスの感染防止策で対面での接触を減らすため、企業や自治体で普及が進んでいる。

今回、同社は国内で初めて、総合行政ネットワーク(LGWAN)を介することで、高度なセキュリティを確保した電子契約を行えるようにした。

総合行政ネットワークとは

総合行政ネットワーク(LGWAN)は、地方公共団体を相互に接続するための行政専用のネットワークで、国と地方公共団体が共同で管理する地方公共団体情報システム機構が運営。マイナンバーカードの発行や、マイナンバー制度を支える各種システムの整備・運用を行っている。

事務の効率化で人件費や収入印紙代などを削減

クラウドサインは、同社が2015年にサービスを開始。「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与し、Web上であっても、契約書の証拠力を担保しながら、円滑な契約業務を可能にする。

これによって、契約書等を作成するための事務が効率化され、人件費を抑制できるほか、受注の際の収入印紙が不要になるなど経費削減も図れる。

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