全県立高校が統一プラットフォームで情報発信 岩手県教委とnoteが連携

だれでも文章や画像、音声、動画などを投稿できるプラットフォーム「note」を運営するnoteは2022年2月18日、岩手県内の県立高校の活動状況を効果的に情報発信するため、岩手県教育委員会と連携協定を締結した。

全国的にも新たな取り組み

岩手県教委によると、全ての県立高校63校と県教委がnoteのページを開設し、各学校がnoteを活用して、探究的な学びの活動の様子を発信。各学校の記事をまとめて紹介するページを県教委が作成する。全ての県立高校と県教委が同じプラットフォームを活用し、共創型のメディアを作るのは、全国的にも新しい取り組みだという。

こうした取り組みに対し、同社はnote活用のためのサポートや研修を行う。

学校の情報発信DXの参考事例に

noteは、学校の授業や情報発信をサポートする「教育支援プログラム」に取り組んでおり、創作の楽しさや表現力を学ぶ出前授業を中学・高校生を対象に実施。全国35校で、オウンドメディアやホームページ構築が簡単にできる法人向けサービス「note pro」の無償提供などのサポートを行っている。

同社が教育分野で自治体と連携協定を結ぶのは初めてで、今回の連携を通じて「高校の新しい情報発信のモデルを作り、他の自治体や学校にとって学校の情報発信DXの参考事例となるものにしていきたい」としている。

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プレスリリース