浜松市が区役所などにキャッシュレス決済を導入 クラウド型POSレジ「POS+」で

クラウド型モバイルPOSレジの「POS+(ポスタス)」を提供するポスタスは2022年1月20日、浜松市が区役所など14施設にPOS+を導入し、キャッシュレス決済への対応を始めたと発表した。

POS+とは

POS+は、人材派遣や転職支援などの事業を展開するパーソルグループが開発したクラウド型モバイルPOSレジで、2013年5月からサービスを開始。有償POSレジでは、国内トップクラスのシェアを誇る。

レジや売り上げ管理だけでなく、飲食店向け「POS+ food」や小売業向け「POS+ retail」、理美容向け「POS+ beauty」など業種に合わせた機能を搭載。POS+を三井住友カードが運営するオールインワン決済端末stera terminal(ステラターミナル)上にPOSレジアプリとしてダウンロードすると、キャッシュレス決済にも対応でき、POSレジ機能の利用や全拠点の一括管理などが可能になる。

浜松市ではキャッシュレス決済に対応するため、2021年12月21日にstera terminalとPOS+を導入した。

19種類のキャッシュレス決済に対応

stera terminalとPOS+を導入したのは、浜松市の7区役所の区民生活課や浜松市博物館などの14施設。住民票の写しや印鑑証明書などの発行手数料や博物館の入館料などの支払いでキャッシュレス決済が使えるようになった。対応する決済方法はクレジットカードや電子マネー、バーコード決済など19種類にのぼる。

浜松市では1年前から一部でキャッシュレス決済の試験導入を開始。市民の利便性向上を図るとともに感染症対策として本格導入を決めた。

導入によって売り上げデータがリアルタイムで確認できるようになり、集計作業の負担が軽減。現金の受け渡しが減ることで、会計時のミスも減らすことができたという。

関連リンク

プレスリリース

POS+公式サイト