デジタルマップで新宿をバーチャル観光 東京都とStrolyが実証実験

地図情報サービスを手がけるStroly(ストローリー)と東京都は2021年10月20日、新宿周辺の観光スポットをデジタル観光マップで提供する実証実験を始めた。マップは3種類あり、利用者はパソコンやスマートフォンからマップを通じて観光スポットやイベントに関する情報を得られる。

デジタルマップの提供期間は12月31日までで、Strolyは利用状況を分析し、新たなサービスやバーチャル観光を推進する手法の開発に活用する。

実証実験の内容

ストレスフリー観光やサステナブルな周遊促進方法など、新型コロナ感染症の流行が終息した後を見据えた観光のあり方を検討するのが目的で、自宅などにいながら新宿エリアを訪れた気分を味わえるデジタルマップを提供する。

対象とするのは、国内外を問わず旅行などの外出を控えている人たちで、マップの利用に専用のアプリケーションは必要なく、誰でもパソコンやスマホからWeb上で見られる。

3種類の新宿エリアマップを公開

今回の実証実験では「Neo-Shinjuku 歌舞伎町マップ」「新宿エリア観光マップ」「新宿歴史絵図」という3種類のデジタル観光マップを公開する。

Neo-Shinjuku 歌舞伎町マップは、夜の歌舞伎町をイメージした立体的なマップで、歌舞伎町にある娯楽スポットやイベント情報などを調べられる。新宿歴史絵図は歴史や文化に関連する観光スポットなどをイラスト入りのマップを紹介している。

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プレスリリース