日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援するためのITサービスを提供しているRelicは2021年10月20日、和歌山県内2カ所に新たな拠点を開設すると発表した。
デジタルイノベーションの創出を担う開発拠点「和歌山イノベーションラボ」(和歌山市)と新規事業の拡大・成長を促進する「Growth Studio@Shirahama」(白浜町)の2カ所で、同社にとっては大阪、福岡に続く国内第3、第4の地方拠点となる。
和歌山イノベーションラボ
JR和歌山駅近くに開設され、11月1日から営業を開始。地元企業との連携や協業によって新たな事業の創出を目指す。また、県内の和歌山大学や和歌山工業高等専門学校、生物理工学部を置く近畿大学などの教育機関と連携し、優秀なICT人材の育成や雇用創出にも貢献する。
Growth Studio @Shirahama
新規事業や新規プロダクトの成長や拡大を担うための拠点として、自社並びにクライアントやパートナー企業の新規事業を推し進めていく。
海や温泉があり国内有数のリゾート地という立地を生かして、従業員やパートナー企業に対し、柔軟で新しい就労環境を提供する。地域の特色を生かしたオフィス、ワーケーション拠点として機能させることによって、より高い生産性やよりクリエイティブな仕事の実現を目指す。