ソフトウェア開発・販売を手がけるオープントーンは2021年9月8日、スマートシティにも活用可能なデータプラットフォームを開設し、各種データの提供を開始したと発表した。オープンデータの収集から分析を同社が行って利用しやすいように「見える化」。利用者はデータの収集から活用までの期間を短縮し、コストを抑えられる。
同社では「地域の経済、生活に関わるデータを見える化して提供することで、地域のDX化やスマートシティへの取り組みを支援する」としており、将来的にはデータプラットフォームとスマートシティの連携の実現を目指す
見える化したデータを提供
地域の活性化や経営にデータを活用するには、多角的な視点でデータを収集し、専門的な手法で整理、分析する必要がある。
このため、同社のプラットフォームでは、自治体や政府機関、独立行政法人などが公表しているオープンデータを収集分析して、見える化。分かりやすい形で提供し、施策の立案や都市計画に活用してもらう。
収集分析した過去のデータ
同社によると、これまで次のようなデータを収集し、分析してきた。
・宿泊データの見える化
・新型コロナ感染症対策のデータ収集・見える化
・地域単位での各種オープンデータ収集・見える化
・エリア、施設単位の需要予測動向のデータ収集・見える化