DX推進へAI音声文字起こしツールの活用を検証 長野県と時空テクノロジーズが実証実験

AIによる音声文字起こしサービス「ログミーツ」を提供している時空テクノロジーズは2021年8月30日、自治体でのログミーツ導入の効果を検証する実証実験を長野県内で始め、県や上田市、諏訪市など15の自治体が参加していると発表した。

長野県は県と市町村が連携してDXを推進するため、2020年7月に「長野県DX戦略」を策定し、県内77市町村が参画する長野県先端技術活用推進協議会を設置している。

実証実験はDX戦略の中のスマート自治体推進プロジェクトの一環で、2021年7月6日にスタート。県DX推進課を中心に各自治体におけるログミーツの試験導入と効果の検証を行っている。

実証実験の内容

AI音声文字起こしツールの活用場面や効果的な利用方法、自治体間の共同導入に向けた研究などを行っている。具体的には、県・市町村議会や一般の会議、タウンミーティングなどで使用し、実際の効果や導入にあたっての課題などを検証していく。

ログミーツ

AIによる音声文字起こし機能を使って、会議の内容を記録から編集、共有、閲覧できるクラウドサービス。利用者には、時空テクノロジーズが独自に開発した専用モバイル端末とWindowsアプリの2種類の「ログミーツレコーダー」が提供され、オンラインとオフラインのどちらでも利用できる。この端末やアプリの録音ボタンを押すだけで音声が記録され、自動文字起こししたデータとともに、クラウドに保存される。

関連リンク

プレスリリース

ログミーツ 公式サイト