不動産会社向け契約管理システム「CasaWEB」を運営しているCasaは2021年8月10日、同システムの導入企業が2000社を超えたと発表した。同年5月に1500社を突破したばかりで、順調に導入企業を増やしている。
同社は「DXの一環として今後も不動産業界にさまざまなITサービスを提供していきたい」としている。
CasaWEBの特徴
データを一括管理し現状をリアルに把握
物件への申込件数や契約件数、契約者に関する情報、滞納に関する情報などをクラウドで一括管理でき、現状をパソコンなどの端末機器でリアルタイムに把握できる。
端末の画面も分かりやすく、直感的に操作できるようになっているほか、二段階認証を採用することで、万が一パスワードが流出しても不正ログインを防止する。
契約書の作成が簡単に
契約書をシステム上で作成できるため、捺印の必要がなく、ペーパーレスでの管理も可能になる。また、申し込みに関するデータを契約システムに連動できるので、改めて必要事項を入力したり記入したりする必要もなく、スムーズに転記ミスのない書類作成が可能になる。
顧客の利便性も向上
契約者や入居者も、保証の申し込みや契約、口座振替登録、退去連絡などの手続きがオンラインでできる。スマートフォンさえあれば手続きが可能で、顧客の利便性が向上する。