QRコードを活用したビジネスアプリ「Mamoru Biz」を運用するColorkrew(カラクル)は2021年6月29日、日本郵便のWebレターと連携し、アプリにデータをアップロードして差出人や宛先を入力するだけで郵便を発送できるサービスを始めたと発表した。
同社は、郵便物の対応業務が総務部門へのテレワーク導入を阻んでいると指摘し、郵便業務のDX化によってテレワークの推進が図れるとしている。
業務の中の雑務を減らすMamoru Biz
業務を遂行する上での「名もなき仕事の解消」がコンセプトのビジネスアプリ。QRコードを使って、備品管理や社員のスケジュール調整を簡素化するほか、社内での個人のコーヒー代や弁当代の支払いをキャッシュレス化するなどして、雑務の負担を軽減する。
Mamoru Bizによる郵便物の発送方法
Mamoru Bizのユーザーポータルにログインし、「新しい郵便物を作成」の画面に入った後、郵送したいデータをアップロード。差出人や送付先を選択すると、データが日本郵便の「Webレター」サービスに転送される。
後は、郵便局から郵便物が発送されるので、切手を買ったりポストに投函したりする手間が省ける。
日本郵便のWebレターサービス
WordやPDFで作成されたファイルをアップロードし、差出人と宛先を入力するだけで、文面や宛名の印刷から封筒詰め、切手の貼り付け、発送、配達までを日本郵便がすべて行う郵便発送サービス。代行料金は1通99円からとなっている。封筒詰めなどの作業は完全に自動化されており人的ミスの心配もない。
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